2024年12月8日日曜日

2024年のサットサンガまとめ

今日は今年最後のサットサンガでした。

少人数で、それぞれ今年一年を振り返りながらざっくばらんに楽しくお話しました。
年始に掲げた抱負が鍵となってさまざまな気づきがあった方、うまくいく日ばかりでなくても自分を向かいたい方向へ向けるプラクティスを続けた方、不調から様々なことを学んだ方、one dayがcomingした方、最近新しいことを初めて、嬉しい!楽しい!大好き!が溢れている方、みんなのお話を聞いていたら幸せな気持ちでいっぱいになりました。

私が今年のはじめに掲げた抱負のひとつに「月に一度はサットサンガをひらくこと」というものがありました。ワークショップなどスケジュールの都合で開催できなかった月もありましたが、ワークショップで集い練習したり話をすることもサットサンガだと捉えると、掲げたとおり月に一度サットサンガをひらいてこれました。達成することにこだわっていたつもりは無いけれど宣言したことが支えになって継続してこれたのかもしれないなぁとも思っています。
なによりも参加してくださる方がいるからこそのサットサンガです。一年間ご参加くださった皆様ありがとうございました。
普段なかなか語り合う事のないテーマで話すのは面倒くさかったり恥ずかしかったり言葉にするのが難しかったりしますが、大切なことだからこそ感じていることを話したり、そこから考えてまた話したり、それを日常に活かして、、ということをこれからも続けていきたいなぁと思っています。


サットサンガではどんなことを話しているの?とよく聞かれるのですが、
今年お話してきたことはざっと振り返るとこんな感じでした。

1月は祈りについて。どんな行いも何らかの結果を生み出す原因になるといいます。祈りというのも行いです。行いは必ず結果を生みます。元旦に能登の震災があり何かできることがないかと思いを募らせる日々でしたが、具体的にできる支援の他にも祈ることも立派な行いですから祈りましょう。そんなお話をしました。新年の抱負についてもみんなでお話しました。

2月はダルマ(調和・秩序・法則・義務・役割)について。どんなことも大きな視点で捉えてみると思い通りにいかなかったことでさえも最適なタイミングに最適な結果が与えられているという理解を持つことが人生においての衝撃吸収材になります。そんなお話や、「幸せを感じるときってどんなとき?」というテーマでもみんなでお話しました。あたたかいお風呂に入っている時、あたたかい布団に入るとき、家族で集まって過ごした時、いろんなお話がありました。それらは幸せを運んでくれるものなのではなくて幸せに気づく手段で、私たちはそれらの手段を使って自分の本質である幸せを体験しているんです。そんなお話をしました。

3月は比較や嫉妬から自由になるには?をテーマに。アーサナを習う時にこれから向かう先を教えてもらうのと同じように心にも向かう先を教えていきましょう。比べる気持ちは自然なもの。その気持ちをなくそうとしなくて大丈夫。その気持ちを持ったままでプレッシャーから自由に努力を楽しんでいくには?そんなお話を。

4月はナンシー先生を想う会としてみんなで3月に肉体を旅立たれたナンシー先生に祈りを捧げました。

5月は「私を支えている存在」に目を向ける時間にしました。
配偶者がいる方の多くはその配偶者の方が一番に思い浮かび、「ではその人を支えているのは?」という質問には皆さん口を揃えて(かぶせ気味にw)「私です!」と回答してくれてみんなで大笑いしました。
私を支えてくれている存在に目を向ける事を習慣にしていると、自然と感謝が沸き上がり穏やかに安心して生きていくことができると思います。そんなお話とか。

6月は期待について。ヨーガという生き方を通して向かっていくのは期待通りに他者や周りをコントロールして自分を満足させようとするのではなく、自分の中にある他者や周りへの期待を理解すること。どうあるべき、べきでない、何をすべき、すべきでない、という自分のエゴに気づいていく視点を育てていくこと。期待をなくそうとするのではなく、自分がどんな期待をもっているのかの理解が大事。ほんとうは誰かにエゴを満たしてもらわなくても満ちているのが私という存在です。そんなお話。

7月は近況や心の扱い方の変化などこの半年を振り返りみなさんにたっぷりお話していただきました。

8月は人間関係においてのストレスについて。近い存在ほどストレスがある。その人は私たちの人生の中で重要な人だったり期待している人であり、特別な人でいてほしいという期待がある。でもそもそもなんでその期待があるのか?というお話。

9月は恵子アームストロング先生のワークショップがありました。

10月は自分の役割(スヴァダルマ)についてのお話。ヨーガをする人が何か行いを選択するときに基準にするダルマという価値観について。面倒くさいとかやりたくないと思うことの中にも自分のダルマがあるかもしれません。役割を自覚して覚悟をきめたら日々のいろんな事を喜びながらできるようになるかもしれません。やりたくなかった事がやりたいことに変わってしまうかもしれません。みなさんそれぞれの役割について考えてみましょう。そんなお話をしました。

11月は恵子先生とつとむ先生にお越しいただきアジャストメントケアというワークショップを開催しました。

そして12月、今日はみんなでお話をして沢山笑って、最後はSWELLというスタジオの名前の意味についてお話をして結びました。ヨーガという生き方を通して平和な心を育み、それがうねりとなって世界中に広がっていきますように。そんな祈りをSWELLの名前にこめています。
プラクティスやサットサンガ、ヨーガのお話クラスなどを通してこの場が少しづつでもそんなうねりのはじまりになっていたら嬉しいです。

生きる中で誰しもが経験のあるようなことをテーマに来年もまたサットサンガを続けていきますのでシェアしたいことや取り上げてほしいテーマなどがありましたらいつでもお知らせください。また、その場では発言できなかったけど後から言いたかったことが出てきたり感想や質問がある方もいつでもご連絡ください。皆様からのご意見ご感想ご質問があると大変励みになります。

来年も皆様とお話できることを楽しみにしています。