雑誌などでお見かけする姿はとてもしなやかで無駄の無い身体。
そしてどんな難しいポーズをとっていても変わらない笑顔。
紙面からでも愛に溢れた人柄が伝わってくる。
その笑顔に惹かれて、いつかクラスを受けたいと思っていたところ、 荻窪でWSをやるとの知らせがあり、これは行くっきゃないと申し込んだ。
スタジオに入って目が合うとあの笑顔が。
やっぱり笑顔で迎えてもらえると嬉しいもんだ。
それだけでもう心がゆるんでしまう。
クラスはあっというまで、でもとても学びと気づきの多い時間だった。
八支則のヤマ(非暴力、正直・誠実でいる、盗まない、欲に溺れない、離欲)、ニヤマ((清潔を保つ・贅沢をしない・ 自分を鍛錬する・精神向上に努める・献身的な気持ちを持つ)をマットの上でのプラクティス、そして人生においてどう実践するか。
というテーマでお話していただいた。
こういうお話は何時間でも聞いていられるなー。
これらのお話から、ローレン先生の謙虚な姿勢、背景にある代々受け継がれてきた伝統への敬意を感じた。
何かを得たいと思ってやっているうちは何も手に入らず、
それらを手放した時にやってくるんでしょうね。
「貪欲にならなければ、必要なものはいつも与えられる。」
ってお話もされてたような。
アサナの練習では
ついつい欲が出てしまいがち。
もっと、もっと、、と。
でもアシュタンガヨガってやっぱり良く出来たシステムで、
心地よいからもっと長くホールドしたいポーズでも、出来なくて出来るまで続けたいポーズでも
、呼吸の数が決まっているから、そこから立ち去らなければいけない。
こうやって、アシュタンガヨガのプラクティスの中で執着を捨てること、手放すことを実践していくことができるのだ。
なんて書いていても、手放せずエゴが顔を出すことはしばしばしば。
(朝ごはん何作ろう)(あ、洗濯物すればよかった)(昨日の波よかったな~)(…)
こんなふうにマインドがあっちこっちいったりしてしまうこともしょっちゅう(笑)
それじゃダメだ、って話じゃなくて、
その時々変化することにとらわれずに、「いまここ」でプラクティスを続けていく、って話。
いや~、改めて、アシュタンガヨガっていいよね。
ローレン先生でも、練習中にごはんの事を考えることもあるっていうから、安心する(笑)
人ってそういうもんなのだ。
実物のローレン先生は写真で見るよりもっと素敵でやわらかく、あたたかく、
自然で、
愛のある美しい人だった。
この笑顔に癒されました。
asa